よくきてくれたね・・ ~カウントダウン~
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- 2017/06/30(Fri) 11:30 -
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![]() 紗礼さんは飛行機に乗って来てくれたちいさな空港 出口専用のおおきな おおきなガラスの自動ドアが開く・・ 目線を下げるとそこには・・ ちっちゃな ちっちゃな紗礼さんがひとり歩きで トコトコ・・ 出てきて一旦立ち止まり きょろきょろ・・ ちょっとゆっくり・・ ぎこちなく歩く姿・・ 周りを確認するちっちゃな姿・・ 好奇心とちょっと不安気にも見えるお顔・・ サクラ・・ ・・・・ とーたんと目が合う とーたんの声に誘われるかのようにゆっくりと歩きちかづくきみ 愛しいきみの瞳はとーたんを確認してくれた もう一度きみの名を呼ぶ そして はにかむ様なきみの笑顔は足取りをはやめ とーたんに向かって真っ直ぐ来てくれた ![]() とーたんが腕を差し出すと きみもちいさな両腕をのばしてきた それはずっと一緒にいたかのように 今ここに 傍にとーたんが居る事が当然かのようにとーたんに抱っこされる 紗礼さんと離れていたのはほんの3、4日間だったれど とーたんの歓喜の心とは関係なくいつも通りにとーたんに抱っこされる紗礼さん そしてとーたんに向けてイッパイ質問顔の紗礼さん 「たーたん・・ ここはドコなの・・?」 と 思ったかどうかはわからない。。。 きみの匂いをいっぱい吸えて胸が一杯になる きみが笑顔を見せてくれてほっとするとーたん きみの匂いをいっぱい吸えて胸が一杯になる きみが笑顔を見せてくれてほっとするとーたん とーたんはきみの匂いをお腹がイッパイ吸った 「きたのね きてくれたのね きてくれたか~」 きみは変わらず「ドコ?」 「ドコ???」 「たーたん ここ ドコ???」そんなお顔だった ![]() *2年後の同日/ファームト冨田さんにて* 2003年 6月30日(月) 09:00 羽田発 旭川着 JAS193便 紗礼さんはママと初めての飛行機に乗った お空を駈けてとーたんが待つ北の大地に来てくれた お空を飛んできた今日という日の記念日 紗礼さんの初めてをとーたんも一緒に感じたかった 紗礼さんの姿を待ったちいさな空港 それでもそんなすぐに降りてこれる筈もなく 紗礼さんの姿が見えるまでの時間はとっても長かった そしてこの待つ時間は確実に幸せな時間でもありました 11時30分頃だったかな、きみをイッパイ抱きしめた・・・。 ![]() そしてこの地がきみと一緒に居れた最後の空間 きみととーたんは 何も知らず、何も知らされず この数日間が紗礼さんととーたんの最後の時間となる いきる -美瑛- 2003年6月30日16時45分 家族をむかえてくれた美瑛の3本足 虎挟みに罹ってしまったのかな・・ きみたちの土地に人間が入り込んで来た 生命は厳しさの中 生きる術を伝えるかのように 学び築き継く姿 もぎ取られ失った足先を捨て 人間が犯した罪を受け入れる術しかなく 傷を負い出迎えてくれた姿は 明日が来る前に今日を生きる罪なき姿 【ライブカメラ】 ◇新栄の丘ライブカメラ◇ カメラ1. 夕陽が望めます カメラ2. 大雪から昇る朝陽が望めます。 (十勝連峰も望めます) ※右端にパンズームした林の奥の透き間から美馬牛小が微かに見えます。 ◇亜斗夢の丘◇ 美瑛の町と十勝岳連峰が望めます。 ◇富良野北の峰ライブカメラ◇ ◇ファーム富田さんライブカメラ◇ A.◇美瑛ポテトの丘(北西の丘)様 ライブカメラ *東南東向き◇ 大雪連峰と十勝連峰が望めます B.◇上富良野(ジェットコースターの道) ライブカメラ *東南東向き◇ 十勝連峰が望めます A. B. 2005年の今日、2017年の今日の画像から Background Song * 文月メイ "ママ" * Kenny Chesney "Me And You" * Brad Paisley "Today" * P!nk ft. Nate Ruess "Just Give Me A Reason" * Trace Adkins "Then They Do" |
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築きと継続 ~家族旅 生き別れに終わりなく死別へ~
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- 2016/08/24(Wed) 12:41 -
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![]() きみと生き別れて13年 きみがつくった夏休みの足あと その横にとーたんの足あとはない 2016年の夏休みは今週末で終わりなんだろうね 中学生生活 最後の夏休みはどんな足あとをつくれただろう 明日を積み上げるための今日を諦めず 今日の一歩にしっかりと足あとをのこし きみのリズムで歩いておくれ ![]() S=14:50 No20 Hakodate→Aomori "HORUS" HIGASHINIHON-FERRY, 2002.08.24.18:12 ![]() ![]() 「もっと もっと♪」と風が大好きな紗礼さん そんな海上に夕陽が射し込む - 紗礼さんが0歳と10ヶ月5日目の記念日 - ![]() ※BGM付きPhoto videoですので サイドメニュー欄のBGMをOFFにしてから見てくださいね 家族旅 北海道 2001-2002 ![]() "HORUS" HIGASHINIHON-FERRY, 2002.0824.18:13 フリースが大活躍した2002年の夏 函館からフェリーで北の大地を後にした そして きみの歴史である人に会いに行く ![]() 生きる支えになると 生きとったらええこともあるもんやな~ 残されたこれからの人生 孫のお陰で生きていける・・と 爺ジも会いたがっていた また会えると信じていた それは家族への全ての希望 それは爺ジ自身への生きる希望だった あの夏・・ 北海道から帰った翌日 新幹線で関西の爺ジに会いに 孫たちと一度しか会えていない爺ジの元へ この夏が孫との最後となった たとえ親父殿の姿はなくなっても ボクの中では永遠に生き続け 親父殿の匂いでさえを憶えています 愛する父 ボク そして孫 子孫へと・・ この祖なる歴史と繋がりは誰にも変えられない・・ 親父殿から孫は未来への繋がりへ・・ ![]() 親父殿の想いと願い 子どもたち家族へ伝えられなかった愚かな息子 引き裂かれた生き別れは死別へと 再会はなかった ごめんなさい 申し訳ありません 生きる支えとなった新たな家族 爺じは愛したかっただけ ただそれだけ 親父殿から孫の未来への繋がり この間は破壊された 証を奪われ この夏を最後に生き別れのまま死別へと 親父殿が何をしたというのか 生き別れに遭わなければもっと生きてくれた筈 家族、家庭を築かず 己だけを愛し 悪意ある離婚、子の引き離しがある 自然の摂理を無視し子の歴史をも断絶 子を最優先にしない離婚家庭が急増し続ける それでもボクは伝え続けたい たとえ独りであっても。 永遠なる 敬愛なる 親父殿へ 子どもたちへ 爺ジは会いたがっていたよ また会えると信じていたよ そして謝っていたよ・・ 1927.12.15 - 2009.8.24 12:41 7年の引き裂き生き別れは終わりなく永遠の死別へと 関西の爺ジ(親父殿)永眠 北海道旅の足あと ~今日の事は今日、明日の事は今日で決まる旅~ 2002 ver. ↓ Lee Brice "I Drive Your Truck" Dan + Shay "From The Ground Up" John Legend "All of Me" OneRepublic "Burning Bridges" Ellie Goulding "Still Falling For You" Jason Aldean "Gonna Know We Were Here" Lenny Kravitz "Can't Get You Out Off My Mind" 憂歌団 "胸が痛い"(Acoustic Live Version) |
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よくきてくれたね・・ ~カウントダウン~
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- 2016/06/30(Thu) 10:35 -
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![]() 紗礼さんは飛行機に乗って来てくれた ちいさな空港 それでもそんなすぐに降りてこれる筈もなく 紗礼さんの姿が見えるまでの時間はとっても長かった そしてこの待つ時間は確実に幸せな時間でもありました 出口専用のおおきな おおきなガラスの自動ドアが開く・・ 目線を下げるとそこには・・ ちっちゃな ちっちゃな紗礼さんがひとり歩きで トコトコ・・ 出てきて一旦立ち止まり きょろきょろ・・ ちょっとゆっくり・・ ぎこちなく歩く姿・・ 周りを確認するちっちゃな姿・・ 好奇心とちょっと不安・・ 「サクラ・・」 「・・・・」 とーたんと目が合う とーたんの声に誘われるかのようにゆっくりと歩きちかづくきみ 愛しいきみは目をくるりと とーたんを確認する 「サクラ♪・・」 にこ~~~ そして はにかむ様なきみの笑顔は とーたんへの足取りをはやめ真っ直ぐ来てくれた ![]() とーたんが腕を差し出すと きみもちいさな腕をのばしてきた それは再会ではなくまるで ずっと一緒にいたかのように 今ここに 傍にとーたんが居る事が当然かのようにとーたんに抱っこされる 紗礼さんと離れていた(ほんの3、4日間ダケド)とーたんの喜びとは関係なく 普通にとーたんに抱っこされながらイッパイ質問顔の紗礼さん・・ 「たーたん・・ ここはドコなの・・?」 と 思ったかどうかはわからない。。。 きみの匂いをいっぱい吸えて胸が一杯になる きみが笑顔を見せてくれてほっとするとーたん 「きたのね きてくれたのね きてくれたか~」 きみは 「ドコ?」 「ドコ???」 「たーたん ここ ドコ???」 とーたんはきみの匂いをお腹イッパイ嗅いだ。。。 2003年 6月30日(月) 09:00 羽田発 旭川着 JAS193便 紗礼さんはママと初めての飛行機に乗った お空を駈けて とーたんが待つ北の大地に来てくれた お空を飛んできた今日という日の記念日 紗礼さんの初めてをとーたんも一緒に感じたかった ![]() *2年後の同日/ファームト冨田さんにて* いきる -美瑛- 2003年6月30日16時45分 家族をむかえてくれた美瑛の3本足 きみたちの土地に人間は入り込んで来た 生命は厳しさの中 学び築き継く姿 生きる術を伝えるかのように 傷を負い出迎えてくれた ![]() *予約/予定* 松山千春 "思ひ" 平原綾香 "明日" 玉置浩二 "To Me" 矢野真紀 "パパ" KOKIA "ありがとう… Linda Perry "Fill Me Up" Train "Drops of Jupiter" Daniel Powter "Free Loop" Coldplay "Up&Up" |
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『夢』 ~記憶から消える前に~
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- 2014/06/05(Thu) 06:05 -
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『再会と笑顔』 とーたんの腕に抱かれている紗礼さん 紗礼さんは満面の笑みでとーたんを見てくれている 紗礼さんは鮮やかなオレンジ色とパッションピンクの光りを放っている とーたんに希望を与えてくれている まだちいさな紗礼さん まだまだ軽く感じる それでも可愛いお顔はおさんぽができるようになった頃のよう いっぱい いっぱいとーたんに笑いかけてくれている・・ 優しくてあったかくてそして希望を与えてくれる笑顔・・ 心救われるとーたんがいる ![]() とーたんたちは何処にいるんだろう・・ ややグレー掛かった色の薄い空間・・ 紗礼さんの周りだけが明るくも見える・・ 紗礼さんのお顔には鮮やかなヘッドギアが被されていたがあまり気にもとまらなかった・・・。 紗礼さんの笑顔を見ながらゆっくりとグレーの空間をあるく するとすこしずつ周りの風景に微かな色がつきだしてくる 薄く緑が染まりだす・・ 霞みかかった先に水辺の様な雰囲気も感じられる 紗礼さんの笑顔が光りとなり周囲を明るく照らしてくれている様・・ 何度見ても ずーっと見れば見るほどしあわせになっていく・・ きみの可愛いお顔はとーたんにとってどれだけの存在価値かはかりしれない 紗礼さんにどれだけ救われているか・・ きみがいてくれているお陰でとーたんはこの世に存在している かわいいかわいいとーたんの天使さん・・ とーたんにとって紗礼さんがすべて・・ きみを抱いて歩ける事のしあわせを今も感じる・・ ベンチだろうか それともただのコンクリーの床か・・ 腰をおろし体操座りのようにして座ったとーたんの中に紗礼さんを包み込む・・ どうして紗礼さんのお顔ってこんなに可愛いんだろう どうしてそんなに笑ってくれるんだろう どうして夢と希望を与えてくれるんだろう ![]() やさしい やさしい紗礼さん かわいい かわいい紗礼さん いっぱい いっぱい大好き紗礼さん とーたんの天使 紗礼さん きみがいなければ生きていけないよ いつまでとーたんの傍にいてくれるのかな 紗礼さんはひとりだけ 世界中何処を探したって紗礼さんはきみひとりだけ ずーっと見ていたい・・ ずーっと見守っていたい・・ 紗礼さんが苦しい時はとーたんが変わりにその苦しみを譲り受ける もしきみに矢が飛んできたらとーたんが盾になる・・ 紗礼さんからそんな愛を学べる時間が流れ・・ また歩きだしてみる 周囲は微かに明るさを増しているけれどまだ霞がかってもいる いつの間にか腕の中に居た紗礼さんはしっかりとした足取りでとーたんの手を笑顔で牽いてくれていた・・・。 それは過ぎた日の思い出ではなく、まだ経験をしていなかったその後その先である続きの様な空間・・・。 見ることが出来なかったほんの少しだけ成長した紗礼さん・・ 経験する事が出来なかったその後の紗礼さんとのおさんぽデート・・ やさしくって・・ やわらかくって・・ ほんわかあたたかくって・・ そしてこの子が夢と希望をみつけ未来へと向かいあるく姿がとーたんのしあわせであると・・ きみを連れて行くのではなく、きみに連れて行ってもらう・・ とーたんを見上げる笑顔はあの時のままだけど・・・。 まだ霞がかった空間をしばらく歩くと先に人影・・ 男性? とーたんの手を牽く紗礼さんの足取りが早くなりその男性の方へと歩いていく・・ その男性をガスが横切り徐々に姿がはっきりさせる 親父殿・・ とーたんを見ていた親父殿・・ すこし若返ったようにも見える親父殿の姿・・ いつもの「お~ 生きとったか~♪」 ではなく・・ とーたんがまだ幼かった頃に見せてくれていた微笑だった 親父殿は身体を屈め 両腕を大きく拡げると 紗礼さんは駆けていき爺ジに抱きついた・・・ 「お~ そっか~ そ~か~ 元気にしとったか~」 そう孫に言っているように見える親父殿 そしてしっかりと爺ジに抱きつく紗礼さん・・ 願い叶わなかった筈の爺ジと孫の情景が今目の前で起きた 泪が溢れ出しとまらない・・・ 親父殿までも巻き添えにし生き別れそのまま死別とさせてしまった現実・・ 電車の中で孫を生きがいにもう一度やってみたいと囁いてくれたあの日・・。 今 ここで・・・。 時が流れ・・ 紗礼さんとふたりで歩いているとーたん・・ 足取りがしっかりしたまた少し成長したような紗礼さんが何度も何度もとーたんを見上げ笑ってくれている 身体も少しおっきくなっているのにお顔はまだあの時の幼顔のまま・・ 優しい時がゆっくりと ゆっくりと・・ 流れている・・・。 経験できなかった時間がゆっくりととーたんたちを優しく包み込んでくれている・・ ありがとう しあわせです・・ ![]() どれくらいの時が流れたのだろう・・ 気づくと周囲はまたグレーの空間に戻っていた 紗礼さんもとーたんの腕の中に戻っていた 変わらないのは紗礼さんの満面の笑顔・・・ そして紗礼さんの可愛いお顔に取り付けられた鮮やかなヘッドギア・・ よく見ると紗礼さんの可愛いお顔の大半を覆っている そのヘッドギアが気になりだしたとーたん 笑顔の紗礼さんを気にしながらヘッドギアをゆっくりとめくり上げる 徐々に見えてくる覆われていた紗礼さんのお顔・・ そこにはあまりにも残酷すぎる紗礼さんの素顔があった 満面の笑顔は傷だらけだった・・ 深く 深く・・ 何層にも重なり出来た傷跡の数々・・ 可愛いお鼻は何段にも深く傷を負い 細くやわらかい髪をはやす頭も傷だらけになっていた・・ いったい・・ いったいっ 何故・・・っ なんで紗礼さんがこんな惨い仕打ちに遭わなくちゃいけないんだ・・・・っ なんで紗礼さんがこんな残虐な目に遭わなくっちゃいけないんだだ・・・・・・・・っ なんでっ なんでっ こんな苦しい目に遭いながらも満面の笑顔を振り撒かなきゃいけないんだ・・・・・・・っ なんで なんで 紗礼さんは笑っていなきゃいけないんだっっっ! こんな可愛い天使さんをなんでこんな残酷な目に・・・・・・・ つらかったはず・・・・・・・ くるしいはず・・・・・・・ ごめんね ごめんねっ 何故紗礼さんがこんな目に遭わなくちゃいけない・・ 何故こんな深い傷を負わされ それでも笑っていなきゃならないの・・・・っ 気が付くと親父殿も傍に居た 紗礼さんと親父殿は微笑む・・ 「いいんだよ・・ わらっていようよ・・」 ・ ・ ・ ・ そこからの夢は記憶していない・・・ 夢は完結していたのだろうか・・ 紗礼さんの傷はどうなってしまったのか・・・ 夢の途中でこれは「夢」なんだと気づいた時もあった でもいつものように紗礼さんと一緒に居たいから夢の続きを見ようと目をあけなかった・・・ 深い眠りに戻った感触は身体から感じ取れる・・・ 目を覚まし・・ 先ずはゴミ出しの日を思い出しコンビニスタイルに着替えて外へ出る ゴミを出し・・ 見上げるとグレーのお空・・ 予報どおり雨が降るのかな・・ それでもとーたんの心は軽かった ![]() 紗礼さん 夢の中へ会いにきてくれてありがとう とってもあいたかったんだよ 今日も紗礼さんが大好きからはじまります |
生き別れへのカウント ~予約更新~
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- 2013/06/30(Sun) 11:00 -
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2003年の今日 09:00羽田発 旭川行JAS193便 とーたんが待つ北の大地へ 紗礼さんはおっきなお空を飛んで来てくれました 旭川空港のロビーで待つとーたん 出口専用のおおきな おおきなガラスの自動ドアが開く・・ 目線を下げるとそこには・・ ちっちゃな ちっちゃな紗礼さんが先頭をとってトコトコと出てくる 一旦立ち止まり きょろきょろ・・ 周りを確認するちっちゃな姿・・ 好奇心とちょっと不安・・ ちょっとゆっくり・・ ぎこちなく歩く姿・・ 「サクラ・・」 「・・・・」 とーたんと目が合う とーたんの声に誘われるかのようにゆっくりと歩きちかづくきみ 愛しいきみは目をくるりと とーたんを確認する 「サクラ・・」 にこ~~~ と そして はにかむきみの笑顔は とーたんへの足取りをはやめ真っ直ぐ来てくれた ![]() とーたんが腕を差し出すと きみもちいさな腕をのばしてきた それは再会ではなくまるで ずっと一緒にいたかのように 今ここに 傍にとーたんがいて当然かのようにとーたんに抱っこされる 僅か数日間ではあったけれど離れていたとーたんの喜びとは関係なく 普通にとーたんに抱っこされながらイッパイ質問顔の紗礼さん・・ 「たーたん・・ ここはドコなの・・?」 と 思ったかどうかはわからない。。。 きみの匂いをいっぱい吸えてお腹が一杯になる きみが笑顔を見せてくれてほっとするとーたん 「きたのね きてくれたのね きてくれたか~」 きみは 「ドコ?」 「ドコ???」 「たーたん ここ ドコ???」 2003年 6月30日(月) 午前 きょうという日の記念日 永山のトイザらスと赤ちゃん本舗へベビーシート探し ターミナルホテルのチェックインを済ましイシザキのおじちゃんちへ そしてみんなも首を長くして待つ富良野へ 途中、美瑛を抜け中富のファーム富田さんへ いきる -美瑛- 2003年6月30日16時45分 家族をむかえてくれた美瑛の3本足 生命は厳しさの中 学び築き継く姿 生きる術を伝えるかのように 傷を負い出迎えてくれた ![]() (撮影日:2005.6.30 ファーム富田さん) 2003年の今日 真っ先に連れてきたかった空間 たしか薄曇りだった夕刻 中富の平野の先には十勝岳連峰が微かに望めたと思う。 ラベンダー畑は一面青紫に染まり・・ ラベンダーの香りであふれる・・ いっしょに感じたかったんだよ 恐怖の時が近づいていた事・・ 紗礼さんも とーたんも なにも知らず・・ 明日への希望へと歩み築けるものだと・・ 「よく来てくれたね」と。 【ライブカメラ】 旭川市街 東神楽(静止画) 美瑛 亜斗夢の丘 美瑛 新栄の丘 美瑛 マイルドセブンの丘 ランドカフェ 美瑛 ペンションジャガタラ(静止画) 富良野 北の峰 富良野 【過去の日記】 2010.6.30 日記 2009.6.30 日記 1. 2009.6.30 日記 2. 2007.6.30 日記 2005.6.30 日記 2003.9.30 1. 日記 2003.9.30 日記 2. |
しあわせ夢
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- 2013/06/05(Wed) 06:02 -
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1時間程の仮眠 うれしかった ![]() 紗礼さんの夢をみれた ![]() とーたんのお膝の上で 出来物だったけれど紗礼さんは美味しそうにパクついていくれてた ![]() すべての地位も身の回りも失い丸裸になっていたとーたん そんな状況みたいだったけれど・・ 傍には紗礼さんがいた すべてを引き換えに 紗礼さんという天使がとーたんの傍にきてくれた ![]() あの頃のように 当然かのように とーたんのお膝に乗っかってくれた紗礼さん 紗礼さんはいっぱいいっぱい黙々食べてくれた ![]() どれくらいぶりだろう 紗礼さんの夢をみれたのは 何年振りだろう 微かに紗礼さんの匂いを嗅げたようだった ![]() とーたんは身を潜めても 紗礼さんにはかならず未来をいっぱい羽ばたいてもらおう とーたん しあわせです しあわせです うれしくて うれしくて ベットから出てもないのに日記を書いている 書いていて泪がすこし落ちた ![]() うれしくて しあわせで どれだけ どんだけ 夢でもいいから会いたかったか 夢でもいいから紗礼さんの匂いを嗅ぎたかったか ![]() うれしくて うれしくて あー だめだ 泪がとまらなくなってきた あいたかった あいたかったよ 紗礼さん とーたんに身をあずけ 紗礼さんの背中はぺったりととーたんに寄りかかる 成長はとまっていた まだちいさかったあの頃の紗礼さん ありがとう とーたんの夢にきてくれて ありがとう ありがと |
祈り
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- 2011/03/13(Sun) 18:33 -
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![]() かならず無事でいてくれてると ![]() いつの日かこの震災の時のことを聞けると・・ ![]() おねがい・・ このお空を見ていておくれ |
秒読み・・(2003年)
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- 2010/06/30(Wed) 07:19 -
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![]() 撮影日:2005.06.30 ファーム富田さん きょう きみはきてくれた とーたんが待つ北の地へ なにも知らず 信じ・・ 空港のロビーで待つとーたん おおきなガラスの自動ドアが開き きょろきょろ・・と周りを確認するちっちゃな姿 好奇心とちょっと不安なぎこちなくあるく姿 とーたんと目が合う 「サクラ・・」 「・・・・」 ゆっくりと歩きちかづく愛しいきみは 目をくるりと とーたんを確認する 「サクラ」 にこっ と そして はにかむきみの笑顔が とーたんへの足取りをはやめてくれた たーたん・・ ここはドコなの・・? ・・と 思ったかどうかはわからない まるで いっしょにいたかのように とーたんがいて当たり前かのように・・ 僅か数日間ではあったけれど離れていたとーたんの喜びとは関係なく 普通にとーたんに抱っこされるきみ・・ きみの匂いをいっぱい吸ってほっとするとーたん 「きたか きたか~ きてくれたか~」 きみは 「ドコ?」 「ドコ???」 「たーたん ここ ドコ???」 2003年 6月30日 午前 きょうという日の記念日 ![]() 2003.07.04のビデオから 2003年 ラベンダーの蕾がいっぱい・・ ラベンダーの香りがいっぱい・・ よくきたね 2010年 この日記遺す今 お庭に咲くラベンダーの華はしおれだし・・ ファーム富田さんちのラベンダーは2003年のように色濃く染まっているらしいです |
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