生かされる存在 支えられる存在
|
- 2013/03/26(Tue) 17:41 -
|
![]() いつだったろう あの日の紗礼さんとのおさんぽデート 公園はいつになく人が多かったような 桜の時期を気にしていながらも2003年の桜は暮らす町で見た記憶が無い 落ち葉が重なる公園の隅を紗礼さんと散策 ![]() とーたんはその乾いた葉をパキパキ・・と聴かせる うんち座りする紗礼さん 拾いあげる落ち葉はそのちいさな手のひらからはみ出る とーたんは落ち葉をお空にあげ舞い降らせる 紗礼さんのあたまにのっかる落ち葉・・ 紗礼さんも落ち葉を拾い上げお空にポイッ なかなかお空にあがらな落ち葉・・ とーたんに "もいっかい・・" と 紗礼さんもなんども なんどもお空にポイ 少しずつたかく落ち葉をお空に舞わせるようになる・・ ![]() むちゅーになる紗礼さんからそ~と離れ木の陰にはいるとーたん ふと気付く紗礼さん 「た~たん?」 手には落ち葉 ウンチ座りのまま周りを見渡す 一回投げては 「た~たん・・?」 落ち葉をもったまま 「た~たん・・」 とーたんの目は泪で溢れそうになった 落ち葉に夢中なのにとーたんを呼んでくれている・・ 「たーーーたん!」 「は~い~」 たまらず木の陰から体をだすとーたん にっこり やさしく微笑んでくれる紗礼さんのお顔・・ いったい何をしてるんだとーたんは・・・。 ![]() 愛おしい紗礼さんのほほ笑み・・ "ハイ た~たんも・・" きみはコトバにせずちいさなおててからケガレタとーたんの手へと落ち葉は移る・・ いつまでも いつまでも永遠に ずっとずっと このしあわせを忘れないと・・ とーたんのしあわせはこの子から とーたんのすべてを捧げます そう誓っていたとーたん ![]() 話し代わりバイクのバッテリー液が空っぽ(シールドなのに)。。。 今はバイク用品店でさえ希硫酸は販売されていないそうな。。。 ‥で 久し振りに町のバイク(自転車)屋さんへ・・ ![]() ホコリが被ったボトルを出し「あげるよ」「あ‥ここにもあった これも持っていきなよ」 と いつも「いいよ」と商いの世界が違う店主ご夫婦。 30年以上のお付き合い、今じゃお互い老眼鏡をぶらさげる。。。 とーたんが独りになり体が壊れてからも、いつも変わらす迎えてくれる存在。 あっ(それなら) チャリ直してよ~ で、やっと受け取ってくれた千円。 パーツも探している事を伝えると「消費税は別だけどね‥」と 表記価格は卸値‥。 ![]() どーやってこの借りを返せばよいのか・・ いつ返せるのか・・・ 生かされるも過去は遣り直せない だから未来と繋ぐ今の捧げから・・ |
冬のぽかぽか日より ~自由広場~
|
- 2012/12/16(Sun) 15:03 -
|
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 枝にしがみつく葉っぱが くるりんっ・・。 |
青空の下 ~自由広場~
|
- 2012/11/08(Thu) 13:42 -
|
|
深大寺の恋
|
- 2011/12/19(Mon) 13:57 -
|
![]() ![]() 久し振りのような深大寺 ![]() ![]() ![]() 先の命へと繋ぐ生命たちの姿 ![]() ![]() ![]() 時間をつくればいつでも来れる筈の散歩道・・ 独りになり早朝だろうが真夜中だろうが外からでもいい この散歩道を毎日許される限り毎日歩いた・・ ![]() 家族でも来た 紗礼さんとデートもした この数年足が遠退く想いの場所・・ ![]() どうか紗礼が 何よりも先に愛され暮らしていますように・・ そして今 すぐ傍に居る赤子の親子が永遠の家族を築けますように・・・。 今 師走の慌しさにふと気づきます ![]() お土産のお饅頭を引きずり・・ とーたんとふたりで登り切ったおさんぽ道・・ 今 キミの うんちゃ・・ の歩く掛け声は聴こえない・・・ |
あの年の忘れ物・・
|
- 2011/12/04(Sun) 15:04 -
|
![]() 動物園の奥へ・・ ![]() そこには自然文化園の名がかさなる空間・・ ![]() そこには静かに時が流れる空間があります ![]() 時を見つめる彫刻たち・・ アトリエには力強くも優しく包み込んでくれる匂いが流れています ![]() 斜光が射し込みあらためてお空を見上げたくなります 季節が身体に溶け込んでくる・・・ ![]() 紗礼さんとふたりでデートをした季節・・ キミはしゃがみこみ そのちいさな指先で手にしました それはとてもおっきな落ち葉・・ 紗礼さんの手のひらがモミジほどのちいさな手にみえた・・ とーたんに見せるとキミはそのまま持って歩き出した ぎこちなく歩くキミの後姿にはあまりにもおおきく紗礼さんの体をよりいっそうちいさくみせた サクラ・・ た~たんが持っとくね キミはとーたんにそのおっきな葉っぱを預けた キミは背中を向けまた歩き出した とーたんの手にはパリパリになったとても家まではもたない乾いた葉っぱ・・・ とーたんは紗礼さんの後姿を確認して葉を持つ指先を離しました ![]() 紗礼さん ごめんね・・ あの年の忘れもの あの季節の宝もの 今年もとってきたから・・ あの時の葉っぱじゃないけれど・・・。 ホオノキ |
| メイン |
|