歩幅のリズム
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- 2011/08/22(Mon) 23:15 -
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この数年 歩くリズムに躓くとーたんがいます とーたんは人より歩くのがはやかった 身長があったのもあるけれどそれがとーたんの長年のリズムでした それが歩幅はかわらなくとも、進むリズムがゆっくりとなりました それは子を与えられ共に学びわかち合うリズム さらにゆりかごのようなリズムになりました 妊婦と手をつなぎ 胸に抱く愛おしさ それは紗礼さんの誕生のリズム そして歩幅小さく小刻みに・・ さらにゆっくりと傍目ぎこちなく歩くリズムのとーたんがいました それはまだ歩き方がぎこちない 姿ちいさな紗礼さんが発見をよろこびとするお散歩のリズム・・ それはとーたんにとっても共に学べるよろこびのリズム キミと生き別れ ますます小刻みにあるくリズムになったとーたん それは成長がとまった紗礼さんの姿がとーたんの中にずっといる 何年も続く大きくならない紗礼さんの後姿・・ 心の中は短くも時長く過ぎ去り この数年前から 戸惑い混乱のリズムで足が絡まり躓きそうになるとーたん 歩くリズムを失っているのに気付いているとーたん こうかな・・ この歩幅かな? このスピードかな? 独り考えれば考えるほど 独り焦れば焦るほど 頭に記憶する紗礼さんの姿・・ 走りまわっているだろうまだ見ぬ 想像できぬ生き別れた今のキミ姿・・ 歩くリズムを失い掴めなくなっているとーたんがいる |
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