『朝』
朝ごはんを作り出す
ハル兄に1回目の起床の声をかけます
ハル兄のお弁当作り
ハル兄 2回目の声かけ
ママが入院するまではなかなか起きれなかったのに、大体2回目には起きるようになりました
予約機能での洗濯が終わり 終了アラームの音
ハル兄のトイレへ行く足音
朝食をテーブルへ
たまにハル兄が持っていってくれる
そんな時は「今日の弁当なに~ いや いいや とうちゃんの弁当うまいっし楽しみにしとくや」
嬉しい言葉 作りがいがある
ママが入院しだした始めは学校への忘れ物チェックを一緒したけど ほんの3、4日でちゃんとひとりで出来るようになった
お弁当を渡し 一緒にふたりだけのご飯
とても話しがはずむ
ハル兄と玄関で「行ってらっしゃーい」「行ってきまーす」
マンションのベランダからハル兄の通学する後ろ姿
たまに振り返り見上げ 照れくさそうに笑顔をくれる
ハル兄が見えなくなり洗濯物を干す
ベランダからの空
洗濯物のにおい
今日もいい日
棚やテーブル、掃除機 雑巾での床拭き 爽やかなお掃除
晴れているときの床に射し込む光は 感謝でいっぱい
家を出る
仕事場へ向かう前にママと紗礼のいる病院へ
毎日が新鮮
ママのお使いに病院内を下がったり上がったり
☆出産(術)後の日々☆
毎朝、ドキドキしながらママのと紗礼さんのベットを覘きこむ
縁起でもないが「生きてる? 呼吸してる?」 そんな気持だったかもしれないです・・
朝の陽射しは天使(紗礼)さんを妖精のように映します
ちいさな声で 「おはよ・・」(心の中で「・・天使さん」)
☆出産(術)前後の日々☆
仕事へ向かう時間
ずっと傍にいたい
ずっと見ていたい
仕事場のすぐ傍の井の頭公園
その中にある弁財天さん
手を合わす
☆出産(術)前の日々☆
ママと子が順調で無事に生まれますように・・
見守って下さい 守ってください・・
☆出産(術)後の日々☆
娘をお与え下さり本当に有難う御座いました
無事に産まれました 本当に有難う御座います
これからも家族を見守って下さい・・
とーたんがしっかり・・しますように
☆出産(術)前後の日々☆
↑上に足し
ハル兄が楽しい学校生活をすごせますように
ママと娘が順調にすごせますように・・
公園で缶コーヒーを飲みながら暫しの時をすごす
そして仕事へ
『夕方』
仕事場の遅いお昼休憩(50分間)
バイクで病院へ(おっきいバイクはアイドリングに時間が掛るのでこの時期はスクーター)
片道15分くらい・・ ママへの飲み物も午前中に聞いているので購入
病室は上層階なのでエレベーター・・とはいってもいつもなかなか来てくれない。。。
☆出産(術)前の日々☆
たわいないお話 窓際のベットから見える空
窓から差し込むやわらかいひかりがやさしい空間をつくってくれていました
☆出産(術)後の日々☆
紗礼さんを視界横にまずはママに声をかけます
そして 紗礼さんを見つめ時が流れる空間
数日たって、なかなかおっぱいがでないママはオッパイトレーニングをしだしました
その間は、紗礼さんを抱えてフロアー内をお散歩 ♪
自慢したくて みんなに見せたくて・・ この子(天使さん)、とーたんの子なんです・・
と 周囲は赤ちゃんや出産を待つお母さんたちばかりのフロアーを。。。
☆出産(術)前の日々☆
僅か10分くらいの時間・・
「また 夜ね・・」 とかっ飛んで仕事場へ
『夜』
家族があった当時、週2日以外はキッカシ夜8時に仕事を切り上げられるとーたん
結婚当時毎日『帰るコール』 勿論、この時期もハル兄に『帰るコール』
と)「今、おわったよ~♪」
ハ)「とうちゃん ごくろうさま~」
と)「腹へったろう ごめんね~。晩ご飯は何がいい? 今日は病院に行く?」
ハ)「う~ん とね・・」
これによって帰宅コースが変わります
①ハル兄の食べたい材料が入れていたら、仕事場近くの吉祥寺ロンロンで買い出し。かっ飛ばして帰宅、「ただいまー おそくなってごめんねー」と晩ご飯作り・・
学校の(ほとんど遊び)話や宿題、そしてテレビも見せてあげないと・・・
ハル兄が病院に行きたい日は、その辺を省略しながら病院へ。。
もちろん、面会時間は過ぎていますが、ナースセンターの前を緊張しながら過ぎで部屋へ。。。
②大半は①のハル兄は行かないパターン
③珍しく・・今まだ腹減ってないんだ の時は、お言葉に甘えて帰宅する前に病院へ
・・とはいってもご飯よりも見たいテレビが優先だったようでした。。。(とーたん家では晩ご飯中はテレビはつけない事にしたので・・)
紗礼さんが産まれてからは夜遅くに病院へ忍び込むように?病室へ行った事もありました。。。
1日3回は病院へ・・ お仕事がお休みの日は、朝の内にびっちりとお部屋の隅々までお掃除をして病院へ。。。
お家のご飯の買い出しでもなければほとんど一日中病院にいたとーたん・・ よく看護婦さんにひやかされました。。。
そんなしあわせな毎日・・ ある日病室へ行くとめずらしくカーテンが閉まっていました
ママ・・・? はーい (カーテンを)開けていい? いいよ
そ~とすこしだけカーテン開け覘くと・・ そこには天使と女神の姿がとーたんの目に飛び込んできました。
それは女神の胸に吸いつく天使の光景・・・
思わず顔を引きカーテンを閉じたとーたん・・ 涙が溢れ出しました。聖なる光景・・・
そして改めて自分に誓いました
この子を この天使を 一生生涯をかけて守ってみせると・・
誓いますと・・
今 ここに記録 記憶とし思い返し書き綴りながら・・
きみの誕生は愛されて 生まれるべくして この世に誕生したんだと・・
なのに・・
ごめんね・・
ごめんね・・
そばにいれなくて・・
きみの成長する姿を見守れなくて
いっしょに笑えなくて
いっしょに泣けなくて
いろんな相談にのれなくて
もっと もっと・・・
ごめんね

