夢と現実 ~愛する命と誓い~
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- 2011/03/18(Fri) 23:36 -
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-震災地(現在)- 注いできた全て財産 そして想い おおくの人の生きてきた証の地 "瓦礫と化として広がる荒野"の映像がテレビ画面に映し出されていました 初老の男性・・ 地をさまよっている 津波から孫を抱え柱にしがみついていたが幼き赤子は津波にさらわれたという 言葉短く語る初老の目は虚ろだった 叫び呼ぶわけではなく・・ ガレキの広野を見渡し彷徨い歩きつづける 何故手が放れてしまったのだ・・ 守れなかった小さな姿の大きな希望と未来の命 夢であってくれ 祈り 命を捧げる思いで祈る姿 全てを捧げてきた家族愛に自責を負う初老の横顔 後姿・・・ (TVニュース映像より) ![]() -夢(2003年)- 燃え盛る町 ママを曳き連れ 赤子の紗礼を抱えビルの屋上へ 眼下は燃え行き場がない 後ろから迫る炎 隣のビルへ飛び移るしかない 胸元に抱かれる赤子の紗礼 手を繋ぐ先には妻 ビルとの距離は一人でもきわどい距離 一緒には飛び移れない 三人で死か 紗礼を見る ママを見る 助けたい 助けなければ どっちから救うべきか パニックになるママの姿 とーたんの腕の中でジッととーたんを見つめる紗礼の瞳・・・ 紗礼を抱え大人をホローしての飛び移りはあまりに間違い・・ まずは紗礼から・・ 紗礼だけでも・・ せめて‥ せめて未来ある紗礼だけでも絶対に救いたい 紗礼に全ての希望をかけたい 紗礼を抱く腕に力がはいる 紗礼を背中に結びつける・・・ パニックになっている姿に 絶対にっ 必ず戻ってくるからっ ビルの谷間に眩しい炎・・・ 夢が覚めました (2003年春間近の夢より) |
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