

夜中にお仕事を終え帰宅
お風呂に入りちょっとラブレター日記ネタをと今日の出来事を思いおこす


あ・・ そいえば2005年の今頃は独りふらりと北海道の桜を見に行ったな・・と


デジタル(ビデオ)写真の日付記録を見ていると気になっていた事を思い出しネット検索・・・

調べているうちにいろんな事が思い出され
お仕事に出るまですぐだけど
ふと 夜明け前のお散歩をしたくなりましたデス。。。

『かんの(菅野)温泉』
それはママのお腹をパンパンにして紗礼さんが育っていた2001年の夏に宿泊した温泉宿。
そして2005年の5月末にもとーたんは独りで泊まりに行った宿。
それが2008年に休業(実質閉鎖)となり もうあの時の空間を味わえないと凹んでいたとーたん・・
そのかんの温泉が今、再営業へ向けて工事がされている事をネットで知りました。

個人から地元企業へと権利は変わり既にあの味わいある建物は
すでに取り壊され新たに建設に入っているという記事。
去年に再営業予定だったのが長い歴史と温泉特有の劣化が解体期間を遅らしたり、
また新たな泉質源泉が発見されたりと工事はかなり遅れている様です。
創設者から代々源泉が見つかる度に増築に増築を重ねた迷路の様な建築の構造。
今回の改修工事で建物は取り壊したと記事にはあったけれど・・
最近の工事状況写真をよく見るとどうやら新館本体は残している様に見えます。
すこしでもあの時の空間が残ってくれているといいな・・なんて思ったとーたん・・

それはあの手作り感満載の雰囲気がという事ではなく
お腹を大きく膨らましまだ顔見えぬ姿の紗礼さんを抱えるママの愛らしさ・・
泉量が少なかった(笑)家族風呂"弁天の湯"にはいったり・・
人が居ないのを待って混浴露天風呂"福禄の湯"で一緒に写真を撮ったり・・
(↑ しかし撮っている最中にとーたんが手を滑らし使いきりカメラを湯船に落としちゃったのデス。。。)女性専用時間帯のおっきな浴場で誰も入ってなくて怖いからと外で待たされるとーたん(笑)と声を掛け合ったりと・・
そんな時を凄した空間は夫婦にとっての未来と希望を感じていたとーたん・・
そしてそこには子どもという存在もとーたんにとってはおおきかった。
夫婦、家族、家庭は子によって学べ築けていけるものだと・・・
そんな幸せ、共に老いる事は希望であり至福であると改めて感じさせてくれた空間・・。
元々無計画旅行(キャンプツーリング)ではあったけれど 色々な偶然と切っ掛けで車移動に変更し急遽行った温泉宿。
ご飯も美味しくなかったし基本的サービスも・・だっけれど(笑)泊まり客の皆さん良くって嬉しかった。
一泊予定を二泊に延長してのんびりと宿周辺を散策お散歩・・
そんな時間をも優しい何かが誘ってくれた空間・・
おっきなお腹で野草を摘む姿・・ 登り坂で手を牽いたり背中を押せることへの幸せ。。。
「まったり」の大切さをホント感じれた時間・・。
とーちゃんとママは結婚式も新婚旅行もしていなかった。
その理由はやはりママは×イチ、子連れ(ハル兄)の状況が大きかった。
親、大人は後、子どもを最優先に・・ そんな思いが強かったとーたん。(それはある意味今でも変わらないケド)
自分らしさや自由を求める事をけっして我先一番や自我自欲と履き違えないで欲しかった・・
子どもたちによって育てられている 周囲に救われている 今ここに居れる事の悦びは多くへ繋げればいい
共に歩きだし新たなる生命を身ごもり日々お腹で子育てするママへの築きのプレゼント旅行にしてみたかった・・。
そして、遅れた新婚旅行で泊まった宿ともいえます。

紗礼さん
きみもこの温泉に入ったんだよ
ママのお腹の中で・・・。
時代と共に風景や建物は変わり
時間も取り戻せないけれど
歴史は変わらない・・
いつか いつか行ってみてね・・・。
2001年の夏 かんの温泉で書いたとーたんの落書き