十五になる秋はあつい・・
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- 2016/10/18(Tue) 16:59 -
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![]() ![]() ![]() アツイ Tシャツでスクーターに乗って丁度いい暖かさ 陽射しが腕を焼き付けることはないけれどメットの中はアツイ・・ ![]() ![]() ![]() 快晴 空だけを見ていると秋空 薄く伸ばし広げた綿雲 絹雲が広がるきみの空 なのに暑い・・ ![]() ![]() ![]() きみが生まれたあの年 朝はたまにブルッとする肌寒さもあった ハル兄に声を掛けながら朝ゴハンをつくっていた お弁当の日もあった 洗濯機がまわっている ハル兄の学校準備の確認 勉強机の横に洗濯していない給食衣があって 「オイオイっ」って焦って洗濯アイロン掛けの日もあった ハル兄とふたりで朝ゴハン 宿題出来たのか?に大丈夫、デキタ・・ 出来てないな・・とわかりやすい日もあった(笑) 紗礼さんがこの世界に誕生し お家に戻ってくるまでの間も そんな突っ込みや返しの毎日が幸せだった ![]() ![]() ![]() ハル兄を玄関で見送り・・ 静かになった洗濯機から洗濯物を取り出しベランダへ お・・ 寒いぞ 洗濯物を干しているとハル兄の通学姿 4階のベランダからとーたんは思いっきり手を振る 手を振って返してくれることもあったが たいていはニヤっ・・て とーたんが手を振る4階を見上げてくれる事の方が多かった そりゃ他の通学途中の子たちがいたら恥ずかしいよね ごめんね f^^; そんなベランダからは爽やかな朝の秋空を見渡せた日が多かった 洗濯物の香りがココロまで洗ってくれる 朝の床掃除も心地よかった 朝の射光が床を光らせる ピッカピカの部屋できみたちを迎えるんだと・・ 朝の家事がこんなにも爽やかで心地いい ![]() ![]() ![]() あの年はライダージャケットを着込んでスクーターに跨っていた 綿入りジャケットを着込む日もあった記憶 ハーレーは殆ど乗らず暖気運転が短く機敏性重視でスクーターばかり使っていた 仕事へ向かう道からはずれてきみとママが居る赤十字へ ママとお腹の中のきみにおはようを言いに。 晴れた日は朝陽射し込むきみたちの部屋がとっても輝いて心地よかった 仕事場に着くと一旦スクーターを置いて井の頭公園の弁天さんに手を合わせに行く・・ お昼休憩はスクーターを安全に(?)すっ飛ばして赤十字へと通った 仕事から帰って晩御飯を作ってハル兄とご飯を食べてから面会時間外のきみたちの部屋に潜り込む日々 仕事からの帰り路に赤十字に寄る日もあった 仕事場がジョージだったお陰で1日3回 きみとママに会いに行けた 5分と居れない時もあったがそのドタバタ面会通いを看護師さんに冷やかされる時もあった(笑) 面会から帰ってハル兄の宿題に一緒に悩み・・ そしてベットで名前の本を見ながら眠りにつく・・・ きみの名を決めるのは届け日のギリギリまで悩んだ・・。 予定帝王切開だったからなのか長い入院のお陰で、やる事が増えること(増やすこと)にも慶びを感じれた 家事育児へ捧ぐ慶びと至福を改めてたくさん感じれた 新たなる生命と家族を築く至福 慶びを噛み締めた。 ![]() ![]() ![]() きみの名 紗礼の「紗」は絹も含まれている 秋空にひろがる 秋空をやさしく包む絹の様に・・ そっと そして やわらかく・・ そんなきみの生命に感謝したいと・・ またあらたなるひとつの生命が誕生する 子どもたちを守るんだ 家族を守るんだ 家族が出来た瞬間から何度でも誓い続ける 終わりなく 信ずること永遠に・・。 ![]() ![]() ![]() 毎日の様にこの線路脇を往復していた あの頃は全く存在に気が付かなかった陸橋、三鷹電車庫跨線橋。 皮肉なことに独りになってからこの場からの夕陽と朝陽を知った・・。 陽が傾くにつれちっちゃな子たちがママやパパに連れられてやってくる 手を振るきみたちに汽笛が鳴る ![]() ![]() ![]() 跨線橋を下ると入れ違いに何人もの親子さんとすれ違う みんなちいさな ちいさな子・・ 日課なんだろう パパやママの手を借りようとせず 目標に向かってちいさなアンヨで階段を登っていく ![]() ![]() 今年は暑い秋 きっと今日の夕焼け空、マジックアワーは少し夏に戻った色だと思う 十五を迎える紗礼さんが暮らす町もきっと綺麗に染めてくれる筈 紗礼さんの誕生日は明日というこの季節 こんな暖かさは記憶にない 明日のお天気はどうなのかな・・ 染まる夕焼け空は期待せずに明日へとっておこう 明日 きみはこの世界に誕生する 愛してます 紗礼さん。 どうか届いて欲しい・・ Background Song 長渕剛 "NEVER CHANGE" 玉置浩二 "HAPPY BIRTHDAY ~愛が生まれた~" > "プレゼント" > 安全地帯 "君がいないから" 松本優香 "きみは愛されるため生まれた" KingrassHoppers "十月十日" さだまさし "いのちの理由" 南壽あさ子 "かたむすび" マミヨ "小さな手" マユミーヌ "ほしのかずだけ" KOKIA "いつか誰かを愛した時" パパ荒川 "こどもたちへ" Miley Cyrus ft. Billy Ray Cyrus "Butterfly Fly Away" |
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