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さようなら。  (下書き/粗書きのまま更新)
- 2017/09/30(Sat) 07:42 -



2017 09 30 cinesco1


Sakura's Grandma
Died:September 30, 2017 (aged 88)

わかってほしい・・
子どもはあなたをアピールする為の道具ではない・・
あなたの身を守る為の盾でも人質でもない・・
勿論子どもに恩を売り言いなりにさせることじゃない・・

今、幼少期の頃を必死で思い出そうとする私がいます・・
それは母、あなたが機嫌が良かった時
あなたの中に相手を愛する様なものを垣間見れた瞬間のあたたかさを
数はすくなくても
私のカラダのどこかに刻まれている筈なんだと・・・。

今日、広がる薄雲を透す朝陽から
カラリと晴れ汗ばんだ一日だった・・




ほんの少し柔らかい朝陽を浴びながら帰宅・・
そしてお風呂に入りすぐに現場へと出る・・
白く薄い雲がひろがるも日影を作る
そしてカラッとした青空が広がった・・
帰宅したのは深夜だった・・
この時は何も知らなかった・・
知ったのはずっと後だった・・・


Background Song
* Jason Mraz "93 Million Miles"
* Simply Red "If You Don't Know Me by Now"
* Deep Dark Robot "Speck"
* John Lennon "Mother" > David Bowie ver.
* Kellie Pickler "I Wonder"
* Eminem ft. Nate Ruess "Headlights (Explicit)"
* Michael Jackson "They Don't Care About Us (Prison ver.)" > Saliva ver.



『母を許したい自分への手紙』
(母の死を知った11月5日の殴り書き / 下書き)





あなたが私の背中側に居ても
あなたの極度な自己愛心が伝わり感じてしまうようになっていた

あなたの生き方はたとえ自身で間違いであったとしてもけっして否を認める事も謝る事はなかった
それは周囲から指摘されてもそうだった 必ず正当化する場を探して生きてきた・・
過ちを認める事を知らないのか、謝る事を知らないのかそれともあなたの中の何かが謝る事を許させないのか
あなたは自身に共感または賛同してくれる必死にさがす行動に疲れた疲れた忙しい忙しいと口にする
そんなあなたの姿を見ていてあなたには他にやる事があるのでは・・と私は幼心に見ていました

あなたからにとって私が笑わなければならないときがある・・
しかし幼き私自身にとっての歓びや楽しさでの笑顔は許されなかった・・
それはわたしに物心が付いた時にはすでにはじまっていた
あなたに甘えようとしたタイミングが悪かったのでしょう
近寄らんとって!と私を蹴飛ばし幼い私のちいさなカラダは何度か吹っ飛んだこともあった
足首を掴み引きずりまわされる事も頬を掴まれ家の廊下を端から端まで引きずりまわされる事、水のはいった洗面器に顔を圧しつけられる事など数々あった・・・
小さいカラダの私をゴミ袋に詰めることもあった・・
人前であなたの虚栄心を満足させられず思い通りに行動しない私に相手に気付かれぬ様に陰で腕や脇腹、お尻をつねり、、足といった場所を踏みつける・・
あなた自身の得点を上げる為の指令を出す事日々だった・・

でもわたしはそれらあなたからの体外的行為を痛みとして感じる事は無かった・・
それはその身体的痛みよりもあなたの心に痛かったのです・・
あなたの持つ心に痛かったのです・・

あなたにとっての恥は私にとっての恥ではないのです
あなたにとっての欲求感は私にとって同じではないのです
あなたにとっての満足感は私にとって同じではないのです
あなたにとっての喜びはわたしにとっての幸せではないのです
あんたの為にやってんねんっ
あんたの為に苦労してんねんっ
あんたの為にどんだけ苦労してると思ってんねんっ
ごめんなさい・・ わたしにはそれらはあなた自信への自己愛と虚栄心でしかないと・・・・
あなたを美化させる欲求でしかないと・・・・

街に出ていてこの歳になっても体が硬直する事があります
本屋で引き裂かれた我が娘へのプレゼント本を選びに行っていた時の事
後方から圧し殺した見知らぬ女性の声が聞こえた・・
"だから連れてくるの嫌だったのよっ"
"言うこと聞くって言ってたでしょっ"
本棚には2才になっているかいない幼い女の子・・
ちいさなその手には絵本が開かれていた・・
女の子はだまっていた・・
目を合わさず黙って母のヒステリックな声を聞いていた
母親はその幼いちいさなちいさな手で大切そうに持たれていた絵本をひっ裂くように獲りあげ
幼く小さな腕を掴み、まるで引きずるかのようにその場を移動していく
女の子の体はまるで宙に浮いてしまっているようだった・・
それでも女の子は黙っていた・・
女の子の顔は無表情にも近かった・・
女の子の首を軸に大きく頭は揺れオカッパヘアの髪は踊っていた・・
その親子は私の前を過ぎていった・・ 過ぎていったのです・・・
そう とーたんは何も出来なかった・・
後ろを振り返り目で追う事でさえも・・
体が動かなかった・・・
助けたくっても体が動かなかった・・
間を置いて振り返るのが精一杯だった
下りのエスカレーターから母親の頭が消えていくのを確認したのが精一杯だった
カタギじゃない人同士の殴り合いにだって間に入る私なのに何も出来なかったのです・・・

ある公園の緩やかで広いコンクリート階段を下っていた時の事、
過ぎた斜め後方から「あっ!」の声、振り返ると柵を挟んだ登り側から何かが転がって来た
一瞬見間違いかと それは赤子だった
赤子と確認できた所で赤ちゃんは止まった
柵を飛び越え抱きかかえたくとも壊れた体では無理だった
周囲の人たちは自分たちの足を止めるのが精一杯の様だった
すこし年齢の行った母親だったのか それともお婆様だったのか
勿論慌ててはいたが、赤子を抱き抱えての行動はなかった・・
それはまるで買って来た物かの様な扱いだった・・
そして一声が "なんでよ どうしてよ" と抱っこひもの留め金カリンのせいだと周囲の目を背けようとする必死な姿だった・・・
人が多く行き交う場所とはいえ、赤子の事よりもとっさ的にまず自分の立場を守ろうとする女性の姿・・
私も助けられなかったとはいえ、本来ならば外傷は無くても念の為に病院へ・・ と小さく声を掛けるべきだったろう
でも 出来なかった その女性の姿行動を見てこの体が動かなくなっていた・・・
我に返るとその赤子も女性もその場から姿が消え、階段を上り下りする光景へと変わっていた
暫く公園のベンチで固まってしまった 情けなかった 自分が情けなかった

暗くなった時刻、私は自転車で本線をまっすぐ走っていた
すると路地裏から突然無灯火の自転車が曲がってきて私の自転車を塞いだ
何とか避けれたものの私は独りでド派手に転倒してしまった
その瞬間女性の声が飛びこんできた "だから言ったでしょっ! 何やってんのよっ! アンタは! だから連れて来るの嫌だったのよっ!"
振り返ると倒れそうな自転車を耐える様に跨った女性がチャイルドシートに乗っていた少し大きめな少女に向かってまくし立てていた
私は立ちあがり少女に大丈夫か怪我はないかを聞きながら倒れそうになっている自転車を支え起こした
その間も運転をしていた女性は傾いた自転車に跨ったまま娘に向かってまくしたて続けていた・・・
自転車が安定してその女性に大丈夫ですかと声を掛けた
女性は大丈夫ですとひと言を言い捨て逃げるようにその場を去っていった
暗い道にひとり取り残された びっこを引きながら自転車を押し帰宅して破けた手袋とGパンを眺めながらマキロンを塗った・・・

極度な自己愛、我が子よりも我・・ そんな母親女性は私の母親だけだと思っていた・・
しかし今、生涯を共に歩むんだと信じ思っていた女性に我が子との引き裂きに遭ってからはそういった女性は実は多くいるんだと知った・・・
今、日本からは夫家族を守り 子に愛を伝え繋げられる母親が消えていこうとする・・
家族を築けず我が子さえも先と出来ない過激な女性は社会に出たいと・・
そして思い通りにならない家族・子ども・社会へ過激に否定批判でまくしたてる現代・・・
いや、そんな極度な自己愛心を持つ女性達は更に否定相手を増やし、家族を守り支える素晴らしく美しい女性をも過激に誹謗中傷していく現代日本の女性文化・・

子どもを授からなくても母の心を持てる女性がいる・・
そして我が子を授かっても母の心を学ばず母の心を持てない女性がいる・・
そしてそれを見習うかのように異常なほどに自分を愛する男も急増している
常に物陰に隠れ否を認めず謝る事を知らなず逃げ隠れする自称大人たちの姿・・・
常に誰か・何かで守って貰い物陰に隠れる生き方・・
一体何歳になったら家族や人を第一優先に守りたいという信念を持てる側になるのだろう・・
男は女性子どもの前に立ち利き腕とは逆の位置に置く・・
それまで一体誰が守るというのだろう・・・
そして女性と我が子の身に危険が向かってくれば我が身を盾とし投げ捨て我が愛する家族を守る・・
そんな自然な本能でさえも削除されてゆく・・・
近年ヒステリック且つ過激化する日本の女性優位思想活動は一体どんな世の中家族文化を作り上げたいのだろう・・

最近海外からビジネス(男女問わず)で訪れる方々から耳にする・・
日本文化は鍛練、謙虚、筋道、人道、礼儀作法を重んじる国ではなかったのか・・と
もはや尊敬なるココロは垣間見る事は出来ない・・
それは観光地となった建築物や田舎町の田んぼや畑でしか伺える事がない・・と
街中ではコピーが歩き世界が憧れ見本としていた日本文化はもうすでにない・・
平等はまるで順序を無くしてもいいかの様にしてコピーやデーター化された上辺のコトバや行動ばかりだ・・と
思い通りに事が進まないとすねて(ふてくされる)他責に逃げて仕事が進まないどころか
前に出たがり見栄を張る事ばかりで妄想が膨らみ過ぎて行きつく先は自分の発言や行動に最後まで責任を持てず言い逃げをする人があまりに多い・・と
観光で過去となってしまった日本文化を疑似として楽しむ事は出来ても今の多くの日本人からはコピーしか学べない、コピーが学ぶ事ではない・・・
一体ニホン魂はどこに残っているのか・・・と。
30年程前から数年に一度ごとに仕事で来日しご一緒ししている方にもこれと同じ様な事を聞かされた・・
これは筋道人道伝統をまず第一に重んじる筈の私の仕事業界でも同じで状況になっている事が知られてしまっている・・・。
欧米が過去に過ちであったと認めた行動や思想を今日本が間違った情報として同じ事をしている・・
家族や子どもたちを第一優先に守れなくなった変わり果てしまった極度な自己愛思想の日本文化・・
こんな人たち(企業)には仕事は任せられないと・・・
多くの日本人にサムライ(鍛練・筋道・礼儀作法)魂を取り戻してほしいと・・・
実際、彼ら彼女らと一緒にビジネスをする度に日本人の数が減っていたのは気が付いていた・・
引退されてゆく諸先輩、しかし新たな人材としての日本人が加えられていない現実・・・
私の知る僅か数カ国のビジネスを通して出来た友たちから聞いた程度だがTopを歩く世界の正直な声なのかもしれない・・・

わたしが愛するそしてこの世に誕生するに無くてはならない存在であり証、自然の摂理である大切な父、
あなたの夫を陰で否定批判誹謗中傷を日常的に聞かせ洗脳させようとしてきた・・
苦しかった そしてあなたの心に悲しかった・・・
私は小学校にあがる以前から家出癖があった・・
カタ結びの名札を付けさせられている事も知らないで・・・
あなたはご近所にこの子アホやから世話焼けて苦労してしんどいですわ~と必死でふれ周る・・・
幼い私は今日は帰ってこないと解っていた不器用なあなたの夫であり私の父を陽が暮れていても何度も迎えにいった・・
家と駅の中間地点辺りだった長い急坂を下り切った場所にあったポストの前で・・・
ついついその場に長く居てしまうと あなたは連れ戻しにやってくる・・
私の手ではなく、手首や腕を鷲掴みに引きずるように坂道を登りながらあなたは口にする
今日は帰ってこうへんでっ 言おうと(告げ口)思っても無理やでっっっと抑圧する・・・が
私はただ純粋に父に会いたく迎えたかっただけだった・・・

いつからだろう 私は思っていた・・
私の母が亡くなっても悲しむ事はないだろうとずっと思っていた
泣く事もないだろうとずっと思ってきた
なんだろう 母が亡くなった事を人づてに耳に入って入った時
こんなにも表現しにくい思いになるとは・・・
どんな母親でも自分がこの世に誕生した原点には必要不可欠な存在‥
物心がついたころからどんなに母からの行動に苦しんできてもけっして無くてはならない存在であり証であること‥
幼い頃からのどんなに辛く苦しい思い出もそれが幸せに感じてしまう・・・
絶対に悲しむ事はないと思っていたのに・・
今 母のもとへ飛んで行って母を抱きしめたいと 母に抱きしめられたいと・・・
父と母、この二人がいなければ自分が今ここに存在しなかったんだと‥
人を愛し人を信じ守る心と己自身へ向ける厳しさ、家族を築く信念はあなたからは教わることは出来なかったが、
私の父でありあなたの夫、江戸掘りの祖母、そしてあなたの父上である存在が必死に伝え繋げてくれようとしてくれた・・
そして友、そして仕事での師弟に多くを救われた・・・
その感謝の念は忘れる事は無いでしょう・・・
あなたから受けた事から今もどんなに苦しく己をを削除したい思いで生かされていても
今、母であるあなたへの感謝が先に出てしまう
そして愛をもっと伝えて欲しかったと・・・

わかってほしい・・
子どもはあなたをアピールする為の道具ではない・・
あなたの身を守る盾でもない・・
勿論子どもに恩を売ることじゃない・・

今、幼少期の頃を必死で思い出そうとする私がいます・・
それは母、あなたが機嫌が良かった時
あなたの中に相手を愛する様なものを垣間見れた瞬間のあたたかさを
数はすくなくても
私のカラダのどこかに刻まれている筈なんだと・・・。

Died: September 30, 2017
July 20, 1929 - September 30, 2017 (aged 88)



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Tag #永眠 # #婆ば #祖母 #児童虐待 #虐待 #洗脳虐待 #片親阻害 #PTSD
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