北の大地の桜探し ~独り、北の春・丘陵 (2005)~
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- 2019/05/25(Sat) 15:53 -
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![]() May.29, 2005, 14:52 美瑛町 2004年の台風で一戸となった新星の小屋 ![]() May 25, 2005, 13:49 美瑛町 ![]() May 29, 2005, 14:15 美馬牛小学校 ![]() May 29, 2005, 16:11 上富良野 ジェットーコ-スターの路から ![]() May 29, 2005, 16:42 上富良野 ジェットーコ-スターの路から ![]() May 29, 2005, 19:02 美馬牛小学校 ![]() May 25, 2005, 14:41 美瑛町 白金 ![]() May 28, 2005, 17:29 美瑛町 ![]() May 29, 2005, 12:04 美瑛町 かしわ園から ![]() May 25, 2005, 12:04 美瑛町 大村大久保協生 ![]() May 30, 2005, 16:28 かんの(菅野)温泉 ![]() May 30, 2005, 17:04 かんの(菅野)温泉 福禄の湯 ![]() May 27, 2005, 17:34 上富良野 深山峠さくら園から ![]() May 28, 2005, 13:25 この春 閉校となった美田小学校 ![]() May 26, 2005, 17:17 朱鞠内湖 ![]() May 29, 2005, 12:07 美瑛町 かしわ園から ![]() May 25, 2005, 13:17 美瑛町 ![]() May 25, 2005, 13:48 美瑛町 旭 ![]() May 29, 2005, 12:39 美瑛町 夫婦の木(恋人の木) ![]() May 25, 2005, 12:39 美瑛町 北瑛 紗礼さんと生き別れて2年が経とうとしていた春 きみと一緒にいれた最後の地 とーたんはまだ見た事がなかったその地へ戻った 何も決めず取り敢えず飛行機に飛び乗った 紗礼さんと一緒に見る筈だった北の地のサクラを見に・・。 全国的に桜の開花が遅れていた年だった・・ 旭川空港へ降り立つとそこはまだ冬の薫りがする風が流れていた・・ 北の大地も例外ではなく、美瑛、旭川、富良野は寒かった 今年は記録的に桜の開花が遅いと地元の方は口を揃えて言っていました。 きみが通うかもしれなかった僻地保育園は変わらず待機児童で一杯の様だった そして候補に挙げていた小学校、3校の内 2校は閉校したけれど その姿をしっかりと残してくれていた。 桜の開花待ちの間、朱鞠内湖も覗いて来た・・ 森の中はまだ雪が残っていた・・ かんの(菅野)温泉にも泊ってきた・・ きみがまだママのお腹の中にいるときに散歩した山道も歩いてきた・・。 そして帯広へ下り、そして北見へと北上し旭川へと戻る道程でのカーステは・・ きみと生き別れた年、2003年の春にリリースされた森山直太朗の"さくら"と 2004年の春にリリースされた大泉洋の"本日のスープ"を何度もループさせながら・・。 きみと生き別れたちいさな町に戻って来ると桜はすでに開花していた 山桜が多く赤紫色が強い葉に押され気味の花びらが多く目立ち ちょっとしょっぱそうに見える北の大地の桜の光景だった・・。 富良野の皆さんからは静内の二十間道路の桜並木も見てくればと勧められたけど その時のとーたんには全く興味がなかった・・、 何故ならばそこにはきみとの足あとはなかったから・・。 (後から調べると2002年の家族旅行ですぐ近くまで行っていました。) ママの希望から北海道移住計画が始まったのだけれど それに向かって動いていた間、第一に考えなければならない事があった はたして紗礼さんにとって北海道の片田舎で暮らす事は良い事なのだろうかと・・ とーたんの中で紗礼さんが北海道の田舎で暮らすのも良いかなとも思ったが、 小学生にはいり、そして卒業してからの事を考えていた・・ 中学に上がる年頃には色んな経験を積む為にも東京の方が良いのではないかと・・。 小さい時に自然の偉大さをカラダで学び、自然との共存と知恵を身につけ、 そして小さな集落での人間関係の心理、情報心理も学んだうえで・・ そして中学校に上がる年頃には更に視野を拡げ、地方が集まった人間社会との関わりと 昨今のネットや仮想ではない情報を実体験を通し経験を増やし人生の道数と幅を広げる切っ掛けを与えたいと・・。 色んな選択を拡げて選んで挑戦して貰える様にしたいと、これは多くの親が持つ心だと思う・・。 とにかくきみには思い込みや偏見(差別)、逃げ道を作る生き方ではなく、 地に足をつけ自身の力で歩みながら周囲への感謝を忘れない人に・・。 きみが高校大学を卒業し社会へと独り立ちするまではしっかりと守る・・ 私たちから飛び立ったその先はきみ自身が道を開拓し好きな道を歩んでいって欲しいと・・・。 そんな成長していくきみの後ろ姿を見送ったあとのとーたんたちは・・ ママが北の地へ戻りたいと言うならば、また一緒に北の地へ戻ってもいいかなと・・ その時にもしゆとりがあればアイヌ犬か甲斐犬、もしくは保健所収容犬か雑種を迎えた家族で ママとひっそりと手を繋いで四季の中を生きていくのもいいかなと・・。 そして何年かに一度いい、たまにきみが顔を見せに来てくれれば・・ そしていつか、老犬と孫が戯れる姿を見れればこれほどの人生の幸せはないと・・・。 ママの一言、北海道で暮らしたいで始まった事でしたが、それもありかなと とーたんは夢を膨らましました・・。 そんな北の大地の桜をとーたんが見たのは独り、この年が最初で最後となりました。 (えっと、ここまで書いておいて何ですが、因みにとーたんは寒いのが大の苦手デス。。。) - 2005年の画像から - * 長渕剛 "NEVER CHANGE" * 矢野真紀 "パパ" * Connie Talbot "Good To Me" * Willa Amai "Scars" |
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